SeeAudio Bravery AE Blue and Redは1つ買っておいて損はないイヤホンだと断言したい
やあ、新しいイヤホンが買いたくてたまらないオーディオ初心者・入門者のみなさん。界隈での評価が極めて高い定番中の定番イヤホン、そして私にとって「特別な」イヤホンを紹介します。
左右で異なる色、綺麗に透き通った赤と青が特徴的
赤のみ、青のみ、黒のモデルもあり
※黒は旧バージョンで若干の音の違い、ケーブルの違いなどがある。ちょっとだけ安い
それが、SeeAudio Bravery AE Blue and Red
1. 神のデザイン、かっこよすぎ
Braveryの最初の印象は「洗練されたデザイン」です。左右で異なる赤と青のカラーになっているのはAE Blue and Red エディションのみの特権です、これを眺めるだけで3分くらいは余裕で時間をつぶせますね。見て楽しいイヤホンはいいイヤホン。これぞデザイン。
あと、めっちゃ軽い。耳にしっかりとフィットして、長時間の使用でも疲れません。大事なことです。
付属のケーブルも雰囲気にあってていいんですよコレが。Hakugeiの6N OCCです。取り回しも見た目も音質も文句なし。リケーブルする必要はないとよく言われます、私もそう思います。
2. 音質は文句なしの傑作機
このイヤホンの最も魅力的な点は、とにかく素晴らしい音質です。高音から低音までバランスが良く、クリアで鮮明な音が特徴です。陳腐な表現ですがそうとしか言えません。
エントリークラス(5000円~3万円)を中心にいろんなDACアンプ、イヤホンを購入したり、聞き比べたりしてきましたが、聞いた瞬間に「んん!?」となる、すぐに違いがわかる、そんな連中がいます。
まさにBraveryはその筆頭。このイヤホンで聞くと「違う音楽に聞こえる」んです。特に構成音が多く、また音の揺れや推移、伸びが感じやすいオーケストラやボーカル中心に音楽に強みを発揮するでしょう。これで澤野弘之のハイレゾUNICORN聞いた時にびっくりした。あの感動はなかなか人生でも味わえない。
細かい話をすると、「片側4BA」という構成が特徴的なのですが、大事なのはスペックより音です。インパクトです。パッションです。印象と雰囲気です。でもイヤホンオタクは多BA機と言われると興奮する生き物です。(1BA機でも興奮します)
「5万円まででおすすめのイヤホンありますか?」という質問をしたら、2024年時点でもかなりの確率でこのイヤホンの名前が候補にあがります。なんならオススメするのが当たり前すぎて候補にあがらないことすらあります(暗黙の了解)
とにかく魅力を言葉では伝えきれないのが残念なのですが、
・繊細な音もはっきりと聞こえる、でも主張しすぎない
・カラッと乾いた空気感、もっさり要素がほとんど感じられない
・どんな音楽を聴いても、今までと違う発見がある
音楽を聴くだけでなく、ゲーム、映画やポッドキャストを楽しむ際にも、同じ作品なのに違う音の魅力を感じることができます。
3. コストパフォーマンス
Bravery は、その素晴らしい性能でありながらも、けして手が届かないような高級品ではなく、ちょっと頑張れば手に入る憧れのイヤホンというミドルハイ価格帯で提供されています。
ぶっちゃけ定価だと5万円近くしますが、その価値はあると断言できます。大規模セールではかなり値引きされることもあるので、チャンスを狙うのも良いでしょう。専門店の中古でもいいと思います。
でも5万円でも納得の音です。最近、値上げ傾向なので、早いうちにぜひお試しあれ。
4. まとめ
いっぱいイヤホン持ってるけど、一つ以外全部捨てろと言われたら、これを選びますね、という話でした(2024.3月)