Lofree Flow 2 薄型キーボードを仕事で使って気づいたこと
PR。レビュー用に提供された製品を使用しています。2025年7月20日にXで公開したレビューから、実際に使ったときの記録を抜粋します。
形状
特に右側の余白についてはちょっと、いや・・・だいぶ気になる人も多いだろう。先行レビューの中には、かなり厳しいことばで批判した人もいた。しかし、ここまで来るとそれはもはや設計者との”信念の対立”であり、どちらが正解とかではないのだろう。
このデザインは妥協の結果ではなく、こだわり抜いた正義なのではないか。先行体験イベントで、開発責任者の方と直接お話できる機会があったが、その時の会話の内容からはそのように受け止めた。(残念ながら、その時の内容は公開できないが)
使いやすさ
まず、最も期待されていたVIA対応について。VIAと呼ばれる設定ソフト(特定のファームウェアを搭載したキーボードのキーマップ変更を、WEBブラウザなどで簡単に行うためのツールで、様々なメーカーや自作キーボードが対応している、事実上の業界標準設定ソフトともいえる)で細かくいろんなカスタマイズ設定をすることができる。
何を言ってるのかさっぱりわからん!という人も心配する必要はない。特にそういった設定をしなくても、十分すぎるほどに仕事から遊びまで対応できる懐の広さがある。実際、自分も今のところキー設定を変更したり、ModTapdを設定したりはしていなくても、快適に使えている。(もちろん、慣れてくれば、自分に合わせてカスマイズすることで、よりその能力を活かせるだろう。)
筆者の使用例
昼間はノートPCにタイプスティックを載せて”尊師スタイル”も可能。タイプスティック無しの場合はスタンドを立てる必要があるので、基本的にはタイプスティック使用を推奨。ぶっちゃけボディが長いから横にはみ出て気にはなるが、見た目を気にしなければ圧倒的な”薄さ”が他のメカニカルキーボードとは一線を画す。どうしてもノートPCの上に厚みのあるメカニカルを置くと、キーボード+ノートPCの厚みによって、手の位置をリストレストなどで高い位置に持ってこないと使いにくい。
夜にはメインのライティング用キーボードとして各種レビューや記事の執筆に大活躍してもらった。マジで楽しい。ふわっとした優しい押し心地と、すっきりした離し心地で、指に負担をかけず、かつスムーズにタイピングできる。さらに静音リニア(voidスイッチ)のおかげで、静かな場所や深夜でも気にせず打って打って打ちまくることができる。この静音性はFlow 2の大きな特長の1つだ。
さらに深夜には最近ハマっているストリートファイター6をこのキーボードでプレイしている。ポーリングレートは有線、2.4Ghzともに1000Hzに対応しており、ゲーミング用途として待ったく問題ない応答スペックである。薄くてコンパクトなので、レバーレスっぽく使えるのだ。この点、初代Flowはスイッチ押下に重さがあり、それが重厚感を演出していることが特長になっていたが、一方でゲームに向いている感じはなかった。
だがこれはいける。ほどよいキレ味がある。ストロークは2mm、Lofree Flow2を先行レビューさせていただいている中で、スト6の使用感をレビューしようとしてる人間は少ないんじゃないかな…多分。
※ちなみに、68キーモデルのみ、かつ2.4Ghzワイヤレス接続時のみ、なぜか特殊キーを設定したMod-Tapが反映されない。自分のだけかと思ったら他の方の68キーも同じっぽい。84キーと100キーモデルは問題ないらしい。なんでやねん。仕様…の可能性も残されているが、念のためLofreeさんでも詳細は調査中とのこと。
キーキャップ
シルバーのモデルに採用されている白キーキャップが非常にいい。前作Flowは昇華印刷のためにキーキャップの刻印にLED透過せず、暗い場所ではやや使いづらかったし、光の透過もデザイン上のアクセントとはならなかった。スイッチ側もLEDを通す部分がかなり狭く、バックライトは光量もけして十分とは言いづらかった。
今作はしっかりレジェンド(キーキャップに書かれた文字)が透過する。レジェンドの位置もスイッチのLEDの位置にあわせて中央上側に配置してあるところが素晴らしい。こういう細かい工夫がクオリティを上げるよな。
このおかげで多少手元が暗くても使いやすいし、光り方にもMacらしい雰囲気が出ている。徹底してるね。そして消灯時は黒くなるので、明るい状態ではいい感じに白キーキャップに対して黒刻印となっており見やすい。
一方で、黒キートップのモデルは、消灯状態ではかなり刻印が見にくい。実質的には無刻印と言ってもいいだろう。「キーキャップの文字など軟弱者の証である」という考え方もキーボード界隈ではよく見かけるので、これはこれで歓迎される仕様ではないだろうか(偏見による個人の感想です)
キーキャップのこだわりはこれにとどまらない。前作Flowから形状(プロファイル)も刷新。前作は全体が丸みを帯びた柔らかいエッジに、球状に中央がくぼんでいる”スフェリカル”形状だったのに対し、今回は円柱上に削ったような形状の”シリンドリカル”と呼ばれるタイプになった。さらにはっきりとエッジが出る形状となり、よりスタイリッシュさが増した他、ブラインドタイピング時のキー感触をよりはっきりを感じるようになった。
スイッチ
Flow 2はKailhと共同開発したCloudシリーズスイッチ(Surfer:リニア、Void:静音リニア、Pulse:タクタイル)を搭載している。フルPOM素材のスイッチ、大きく変更されたハウジングと新開発のLEDレンズパーツによりバックライト透過性が改善している。
スイッチの押下圧も初代のPhantomやGhostスイッチから軽めに変更されており、より滑らかな打鍵感になっている。今回レビューさせてもらっているVoidスイッチは非常に静かで、個人的にこのポイントにおける満足感が高い。静かなオフィスでも問題なく使えそうだ。
使用時の記録 2025-07-20の投稿 / 2025-06-27の投稿 / 2025-07-21の投稿
