マウスパッド

Tenta-X Octo-Grip – Purple マウスパッド 提供レビュー

aojimax
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Tenta-Xの代表的なマウスパッドのひとつ、コントロールタイプの「Octo-Grip」である。

今回はその中でも特に人気の高い「Purple」カラーのマウスパッドをレビュー。

結論

価格は安くないが性能・品質ともに非常に良い。VALORANTに紫色のコントロールマウスパッド(SOFT)が欲しい人向け。マウスコントロールが重くなり過ぎるのは嫌でも、摩擦でマウスを止める力が働いて欲しい人向け。藤紫系の色が欲しい人には、問答無用でおすすめ。

価格

販売価格は7,450円(税込)

正直安くは無いが…最近発売されるマウスパッドの価格はこのくらいが多いため、普通といえば普通かもしれないが、お試し感覚で気軽に買える金額ではなくなってきている。

最大のポイントは紫色

なんといってもOcto-Grip – Purpleは鮮やかな紫色が特徴

この紫は深みのあるトーンで、派手さというよりも上品さとモダンさを感じさせる。Tenta-Xのロゴは圧着プリントなのか、表面の質感とは若干変わるので注意。

この製品における大きなアピールポイントであり、この落ち着いた紫色に惹かれた人が買うマウスパッドなのは間違いない。

表面

表面はサラサラ、というよりカサカサ、パサパサしている。頬ずりしたくなるような滑らかさではない。Artisan ゼロのような抵抗感を感じるが、あれよりも毛羽立ちが少ない感じ。

指や素肌でなぞると横方向に明確に抵抗を感じるタイプで、KIBUアームカバー裏側以外のアームカバーは基本対応不可と思われる。一方で縦方向には抵抗が少ない織り方。

低い静止摩擦(動き出しやすい)、高い動摩擦(動いてる最中に摩擦が大きい)、優れた停止力(動いてる状態から止めやすい)を感じることができる。折り返し時に変化を感じるため、トラッキングし続けるようゲームは向いていない。

めちゃめちゃ重たいコントロール超重視タイプというわけではない。バランス寄りのコントロール、出だしは軽く、それなりのスピードで滑るけど、止めるときにはマウスパッドに助けてもらえる感触がある。

ベース

底面は『ポロンに似たポリウレタン素材(Poron-Like base)』らしい。ドットタイプの滑り止めが成形されており、とっても滑りにくい。通常使用で滑る心配は、まず無さそう。

サイズと形状

サイズは490 x 420 mmで、FPS向けマウスパッドとしては標準的なサイズ。極端なローセンシでなければ十分に対応可能な大きさ。

厚さは実測約3.7mmで標準的。4㎜厚以上の「ふかふか感」が好きな人には向かない。

ステッチ加工

エッジには丁寧なステッチが施されており、表面よりやや低い位置なので、マウス操作時に手首やマウス本体がステッチに引っかかる心配がない作りとなっている。手首にステッチ当たると痛いし、ステッチが汚れるのでありがたい造り。(最近発売される高価格帯の布マウスパッド製品は、ほぼこの造り)

耐久性

表面の特性なのか、やや汚れが付きやすいのがちょっと気になる。気になる人は定期的に毛の柔らかいブラシなどで清掃したほうが良さそう。表面の引っかかり方からすると、長期間手荒に扱うと毛羽立ちそうなため、できるだけ優しく扱いたい。

オマケ

Tenta-Xロゴステッカーが3枚も入っていた。サイズ違いで3枚も入ってるの珍しい気がする笑

総括

柔らかすぎず硬すぎないベースに、滑って、止まる、そんな設計思想をちゃんと表現されているマウスパッドだ。間違いなくコントロールよりであり、精密操作を求めるゲーマーに最適なマウスパッドといえる。マウスコントロールが重くなり過ぎるのは嫌だが、マウスを止める力が働いて欲しい人向け。あと綺麗な藤紫系統の色が欲しい人向け。

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しじまアオ
しじまアオ
EVERBULES代表
PC・ゲーミング系ガジェット好きオタク 物欲に負けることに定評がある あまりにも買いすぎたので、少しでもお役に立てるようレビューやニュースを書き始めた
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