モンハンワイルズをプレイするゲーミングパソコンの構成について(2025.2)

わからなければ大手BTOメーカーで買え
鉄則です。他の選択肢はありません。
自作は?
やめときなさい。あれはパソコンが欲しい人がやるんじゃなくて、パソコンを自作したい人が趣味で「あえて」やることです。
製作代行への依頼は?
やめとけ
メルカリは?中古は?
やめとけ
フレームレートは【最低値が60fps以上】で探す
平均じゃありません。最低値です。
モニタ以上の性能は不要
いくらPCが高性能でWQHD 100fps出せても、モニタがフルHDの60Hzなら何の意味もありません。モニタの性能に合わせるか、PC性能に合わせてモニタを買いましょう。
これからPCとモニタを同時に買うのであれば、相場が下がってきている27インチのWQHDの100Hz以上のモニタをオススメします。(できれば180以上)
予算が厳しいのであればまずは24インチのフルHDの240Hz、さらに厳しいなら最低でもフルHD120Hzがあれば楽しめると思います。(27インチ以上のフルHDは画面が荒くなるのでやめた方がよい)
そしてフルHD・WQHD・4Kで必要となるPCスペックは大きく変わります。自分がプレイしたい大きさのモニタで性能を確認してください。
目安となるフレームレート
最低100 fps以上:モニタが対応しているのであれば目指したい
最低60 fps以上:最低限
最低60 fps以下:カクカクしたり、入力遅延が気になることがある
平均フレームレートで検討するのはオススメしません。移動中にいくら綺麗なグラフィックを100fpsで楽しめても、肝心なモンスターとのバトルで40fpsまで落ちたらストレスがえぐいことになります。
【重要】気を付けたい共通事項
CPUとGPU(グラフィックボード)は性能レベルをそろえる
どちらかが極端に強くても、弱い方に引きずられる(ボトルネック)のでもったいない
NG例:AMD Ryzen5 5700Xと4070SUPER
5700Xという老兵に対して4070SUPERというグラボが強すぎて性能を発揮しきれない
・メモリは32GB必須(16GBモデルは増設を推奨)できれば48GBか64GB
モンハンワイルズはフルHDで16GBを使い切る
・SSDは最低1TB(500GBモデルはグレードアップを推奨)、できれば1TB×2以上
・ゲーム容量が増加し続けているので、500GBはすぐに不足する
・SSDは増やしたいがこだわりがなければHDDはいらない
予算20万円
20万円以下でもフレーム生成を活用すれば、モンハンワイルズを60fps下回らないでプレイすることは恐らく可能です…が、セール特価を狙ったり、構成を吟味したり、ギリギリを攻めるのは「製品版が発売されてみないと正直わからない」
できる限り価格を抑えてギリギリを攻めたい人は、PCを買うのは少し待ちましょう。モンハンワイルズが正式発売された後に、TSUKUMOやArk、PCワンズなどの専門店に相談するか、詳しい人に相談するのが必須です。
AMD Ryzen5 4500、5700Xはやめておこう
4500はそもそもパワー不足で論外。VALORANTなら余裕なんですが。
5700Xはかなり古い規格で作られており、将来性もありません。現役でも戦える歴戦のジジイみたいな立ち位置です。これから買う新しいパソコンとして買うのはオススメできません。今使っているPCのパワーアップと先として選ぶにはアリです。VALORANTなら余裕なんですが。
標準構成
想定:画質中~カスタム、フルHD、最低60fps(フレーム生成ON)、OBSなし
CPU:Ryzen5 7500F
グラフィックボード①:RTX 4060 Ti 8GB
グラフィックボード②:RX7700XT
メモリ:32GB(DDR5)→必ず32GBに増設しましょう
SSD:1TB(NVMe)→できれば1TBを1つ増やして合計2TB以上
これから20万円出すなら、4060Tiは最低条件です。3050、3060などの前世代や4060などの格下はできる限り避けましょう。数万円ケチって楽しい時間を数年間手放すのは悲しすぎます。
モンハンにはギリという感じですが、VALORANTやフォートナイト、APEXなど画質にこだわらない競技系シューティングゲームであれば、画質設定次第でフルHDで200fpsが狙えるレベルの性能です。単純にモンハンの要求性能がえぐい。
RTX 4060Tiには「8GB」と「16GB」がありますが、BTOパソコンで買えるのはほとんど「8GB」モデルです。モンハンがVRAMをかなり消費することが既に各所で検証・確認されていますので、モンハンをプレイするなら正直「16GBモデル」に変更したいところです。
7700XTはアリだと思いますがBTOの選択肢になっていることが少ないです。
もう少しだけ予算がある場合(25~30万円前後)
CPUをCore i5 14400FやRyzen7 7700にするといい感じ。
例【お買い得】i5 14400FとRTX4060Tiの組み合わせ
FRONTIERでセールを狙えばかなりお買い得(構成はよく確認が必要)
FRGKB760/WS211/NTK


14400Fに対して4060Tiではちょっとグラボの能力が弱すぎかなという感じがします。予算次第ですがワンランク上のグラボ、4070や4070SUPER、7800XTが候補になってきます。
例【PCショップArk】i5 14400F と RTX4070の組み合わせ
arkhive Gaming Custom GC-I5G47M

予算30万円
AMD Ryzen7 5700Xと4070SUPERはアンバランスな構成です。ダメ絶対。
5700Xがそこまで高性能ではないのに対して、4070SUPERが強過ぎて性能を活かしきれません。5700Xと組み合わせるのは4060Tiまでにしておくのが無難です。
標準構成
想定:画質高カスタム、フルHD、最低60fps(フレーム生成ON)、OBSアリ
CPU①:Core i5-14400F
CPU②:Ryzen 7 7700
CPU③:Ryzen 7 7800X3D
グラフィックボード①:RTX 4070 SUPER(12GB)
グラフィックボード②:Radeon RX7800 XT(16GB)
メモリ:32GB(DDR5)
SSD:1TB(NVMe)

もう少しだけ予算がある場合(35~40万円前後)
i7 14700やRyzen7 9800X3Dが選べるようになってきます。グラボは今のBTOだと4070Ti SUPERしか選択肢なさそうです。
これくらいの予算になってくると、メモリを64GBにしたり、ケースをかっこいいのにしたり、ある程度選択肢が広がってくるのでお好みでどうぞ。
例【お買い得】i7 14700FとRTX4070SUPERの組み合わせ
FRONTIERでセールを狙えばかなりお買い得(構成はよく確認が必要)
FRGKB760/WS210/NTK


結論
グラボはRTX 4070 SUPERでだいたいOK
フルHDで120fps以上出すにも、4Kで60fpsくらい出すにも、だいたいこなせる性能です。
フルHDやWQHD中心に代わりを検討するならランクがちょっと下がる4070Ti、4070、7800XTあたりも候補になりそうです。
例【PCショップArk】14700Fと4070SUPERの組み合わせ
arkhive Gaming Limited GL-I7G47M

CPUは最新世代のRyzen7 か Core i7 でだいたいOK
Ryzen 7 7800X3D(8コア16スレッド)
→フレームレートを稼ぎたいシューティング系FPSにも強く使いやすいです。よりゲームを高性能で楽しみたい人に。
Core i7 14700(14700K/F)(20コア28スレッド)
Ryzen 7 7700X(8コア16スレッド)
→7800X3Dほどのゲーム特化性能ではありませんが、配信や動画作成など幅広く強みを出せるのでオススメしやすい性能です。
【ガチおすすめ】Ryzen 7 7800X3D/RTX 4070 SUPER
