Keychron Nape Pro 試作機を2週間使って見えた配置、ボタン、高さの好み
PR。KOPEK JAPANから提供された試作機を使用しています。2026年3月19日にXで公開したレビューから、実際に使ったときの記録を抜粋します。
2週間使って良かったとこ
「持ち替え動作が消える快適さ」これが最大の恩恵と言えよう。
キーボードで文字を打ち、カーソルを動かしたいときにマウスへ手を伸ばす。この「持ち替え」が不要になる。まずはこの点に必要性を感じるかどうかが、この製品を購入する必要性に直結する。
自分の場合、PCにおける操作はテキスト入力とブラウジングが作業の大半を占めており、ちょっとした操作のたびに右手がキーボードとマウスを行き来していたわけですが、Nape Proを導入してからはホームポジション付近に手を置いたまま、親指や人差し指でボールを転がすだけで済むようになった。
ただ、先述のとおり、まだぎこちない。DPIも定まっていない。スクロール操作も思うようにできない。鍛錬が必要である。
ボタンの反応とクリック感
ボタンの感触は想像以上にしっかりしている。静かでありながら確かなクリック感。質感的に全く不満なし。01〜04のスイッチは垂直方向だけでなく、斜めに指がかかった状態でも反応するように設計されており、端を押してもしっかり反応してくれるのがありがたい。デバイスの角度を変えて使うことを前提にした作りになっているのがこだわりポイントだと思われる。
M1・M2ボタンは手前側に傾斜して押し込む構造。キーボード下に横置きした場合、左手の親指で自然に押せる位置にくるため、出番は多い。縦置きした場合は、デフォルト設定のようにマウス左右ボタンに振ることが多くなりそう。
携帯性の高さ
持ち運びにも向いてる。これは間違いない。カバンのポケットに放り込んでおけるサイズ感で、プラ製なので傷もあまり気にしなくてよい。外出先のノートPC環境に追加するデバイスとしてはかなり優秀。スライドスイッチを有線モードにしておけば、カバン内での誤動作も防げる。
マウスを持ち出すほどじゃないけど、あると便利、みたいな感じになりそう。トラックパッドの下に置くとかなりイマイチな操作感だったので、右や左に配置して、縦置きや斜め置きが良さそう。今どきのノートPCはみんなトラックパッドがかなり優秀なので、その補助として使うのが良さそうな気がしている。
2週間使ってわかった「気になるところ」
高さの問題
これはX上でも複数のユーザーが指摘している論点のひとつ。ボールトップまでの高さが約42mmあり、キーボード手前に置いた状態でタイピングすると、手のひらの付け根がボタンに触れてしまう。人によってはリストレストが必須アイテムになりそう。
第2弾クラウドファンディングではシェルパームレストが追加されており、この課題はメーカー側も認識しているとは思う。ただ、無いと全然使えないかといえばそうでもない。個人差かも。ただ、ロープロファイルキーボードの手前に置くときはかなり高さがズレる。キーボードのスペースバー周辺がかなり触りづらくなるので、キーボード側の高さを上げる、手前には置かないなどの対策が必要。
慣れるまでの学習コスト
繰り返しになるが、最初の1週間はかなりキツい。トラックボールマウスのように手に馴染む形状ではないし、6つのボタンの配置も従来のマウスとはまるで違う。どこに何を設定しても「何かが違う感」が拭えない。少なくともデフォルトのキーマップのまま使うモノではないと思う。
ここを乗り越えるには後述するKeychron Launcherでのカスタマイズが必要。デフォルト設定をそのまま使うのではなく、自分の作業内容に合わせてボタン配置をゼロから組み直すことを強く心から本当にオススメしたい。この工程を「面倒くさい」と感じる人には正直おすすめできない。ガチで。逆に「自分好みに育てていく」ことを楽しめる人ならこれほど楽しめるデバイスはなかなか無い。
スクロールリングのトルク
横置きの状態でスクロールリング(ダイヤル)を人差し指の腹で回そうとすると、トルクがやや重い。指2本でがっつり掴んで回す分には問題ないが、親指1本で軽いタッチでスルスル回したいとなるとそうはいかない感じ。
この点については改善予定とのこと。量産版で調整されることを期待。
使用時の記録 2026-03-19の投稿 / 2026-03-01の投稿 / 2026-03-18の投稿
