WOBKEY ZEN65 文字を打つための65%キーボード、配列と打鍵音
PR。レビュー用に提供された製品を使用しています。2025年10月29日にXで公開したレビューから、実際に使ったときの記録を抜粋します。
外観と構造
65%配列のアルミボディ。無駄のない矩形、角の面取り、全てが質感を向上させている。机に置いたときの安定感は、軽量樹脂ケースの製品とは全くの別次元。重さでしか得られない栄養がある。
内部はガスケットマウント構造。プレートとPCBの間に空中に浮くような緩衝材を配置し、ケースに直接触れない浮遊構造をとる。これにより底打ち時の衝撃が減衰し、打鍵音がまろやかになっている。
この製品で特筆すべきポイントとして「4種類のマウント方式に対応」していることで、同封されているカスタムパーツを使うことで、自分好みの構造にカスタムすることが可能。
しかもドライバー不要のワンタッチで分解することが可能で、気分次第で組み換えできる気軽さを実現している。既製品なのに、買った瞬間からキーボード沼に首まで浸かれる親切設計。
今回レビューしたモデルはUltraでプレート素材がFR4(優れた剛性と弾性を持つ硬い素材)だった。非常に硬いが、ほんのわずかにしなる。金属プレートの硬さとは異なる、優しい弾力を感じることができる。
打鍵感と音
WOBKEY独自のチューニングが効いている。ガスケットの柔らかさと、内部のフォーム材のバランスがあまりにも絶妙。音は中低域寄り。高音が立ちすぎず、どのキーを打っても同じ響き方をする。もはや楽器。
配列と使い勝手
65%というミニマルな構成ながら、右側に矢印キーがあるのが救い。Fn層も標準的で、慣れるのに時間はかからない。VIA対応でリマップも容易。
背面には角度調整用のスタンドはなく、ケース一体の傾斜角が固定されている。とはいえキー高さのバランスが良く、リストレストなしでも長時間打てる。
2.4GHzワイヤレス、Bluetoothにも対応しており実用性も高い。ただ、WOBの伝統でCapsの下にスイッチが隠されており、頻繁にON/OFFすることはできない。デスクに置きっぱなしならあまり気にならないが、保管のたびにスイッチを切るのはめんどくさい。
ビルドクオリティ
品質面は文句なし。極めて「高級アイテム」としての満足感が高い。しかも前作Crush80と同じボディ固定を採用しており、ドライバー不要のワンタッチでバラすことができる。
総評
WOBKEY ZEN65は、派手なスペックを誇示するタイプではない。だが、実際に触れれば思わずにやけながら「こりゃいいですなあ~」と腕組みしてしまうクオリティ。クイックリリース構造でワンタッチでカスタムできる気軽さも素晴らしい。据え置きで毎日使うコンパクトなメイン機として活躍してもらおうと思う。
使用時の記録 2025-10-29の投稿
