RAPOO VT3 MAX 右手で握った形とメインボタンの押し心地
PR。レビュー用に提供された製品を使用しています。2025年8月28日にXで公開したレビューから、実際に使ったときの記録を抜粋します。 本文中の価格は投稿当時のものです。
形状
右手用のエルゴノミクス形状で、Razer DeathAdder V3 ProやV4 Proとほぼ同形。Zowie EC2 DWとも近いが、VT3 MAXは背中とお尻部分の高さがやや高めで、手のひらへの密着感が強い。
センサー位置はDeathAdder V3 ProやV4 Pro、EC2よりも前方に配置。持ち方別評価については、記事後半(持ち方別の評価)を参照。
左側のくびれ後端が適度に膨らんでおり、親指の位置が決めやすい。左右の傾斜差が少なく、手首を傾けずに被せ持ちが可能。右側のカーブは浅めで、つかみ持ちに近い形で薬指や小指を曲げても自然に握れる。横から見ると中央付近が最高点でDAV3/4 Proに近い。
使い勝手
裏面には大きめのスライド式ON/OFFスイッチがあり、長押しが必要なモデルや小さなスイッチのマウスより電源管理が簡単。
珍しい機能として、横にカスタマイズ可能な独立スイッチがある(デフォルトはレポートレート切替)。ドライバでマクロやマルチメディアキー、組み合わせキーを設定可能。
DPI切り替えボタンはマウスホイールの下に配置。ゲーム時は低DPI、普段の作業時は高DPIに簡単に切り替えられる。ただし、誤って押すとゲーム中に感度が変わる可能性があるため、設定画面でDPI変更を無効にすると良い。
メインボタン
正面から見るとわずかにU字型に凹んだ形状で、指を置く位置を自然に誘導。
クリックのストローク(マウスの価値を決める重要な要素)は、プリトラベル・ポストトラベルともに非常に短く、10,500円のマウスとは思えない高品質。
設定画面では「押下時」と「解放時」のデバウンスタイムを個別に設定可能。デバウンスタイムとは、スイッチの振動(チャタリング)による誤作動を防ぐため、クリックを一時的に無効にする時間のこと。4msに設定すると、1回目のクリック後4ms以内のクリックは無視される。正直なところ、使い道は限定的かもしれない。
サイドボタン
サイドボタンのプリトラベル・ポストトラベルはマウスによって差が出やすい部分だが、10,500円のマウスとしては非常に優秀。安価なマウスにありがちな安っぽさがなく、配置や形状も被せ持ち・つかみ持ちで押しやすい。
ホイール
回転は少し固め、ノッチ感(コツコツ感)は適度。ホイールクリックは硬めだが、実使用には全く問題なく、好みの範囲内。
ボディ
マット質感のコーティングは滑りにくく、10,500円とは思えない高品質。ボディを強く押しても軋みや沈み込みがなく、剛性も十分。
持ち方別の評価
(評価基準:成人男性やや小さめ、手首の皺から中指先端まで17.5cm~18cm)
被せ持ち (Palm Grip)
人差し指・中指はマウス先端から少し余る程度。手の大きめな人でもフィットするサイズ感で、相性はかなりいい。背の膨らみとクリック形状が指に沿うため、ホールド感が高い。
深めの掴み持ち (Deep Claw Grip) ※マウスのやや先端側を持つ
人差し指・中指を曲げると、指先はホイール先端付近。相性はかなり良い。エルゴとしては右側のカーブが弱め、掴みで小指を曲げてもいける。
浅めの掴み持ち (Shallow Claw Grip)※マウスのやや後端側を持つ
人差し指・中指をやや曲げた時、指先はホイール中央付近。相性は良い。指先でのコントロールを効かせやすい。小指を曲げやすいため、グリップが安定する。
つまみ持ち (Fingertip Grip)
人差し指・中指を曲げた時に指先はホイール後方付近。相性はあまり良くない。指の位置を決めにくい。
使用時の記録 2025-08-28の投稿
